病院長あいさつ
日南市立中部病院は、昭和27年、当時の南那珂郡細田町と南郷町が共同で設置して開院以来、市町村合併などによる経営母体の変遷を経て、平成21年3月に、現在の日南市立中部病院になりました。
病院が立地する日向灘に面した日南市大堂津地区は、多くのサーファーが訪れる砂浜や松林に囲まれた自然豊かな地で、暖かい気候と人情あふれる土地柄に恵まれています。
現在の診療科は、内科、外科、整形外科、眼科、リハビリテーション科、皮膚科、耳鼻咽喉科および放射線科で、常勤医師と専門外来など非常勤医師の応援をいただき、地域医療を担うべく診療を行っています。
地域のニーズに応えるべく、平成19年度より急性期病棟のうち1病棟を回復期リハビリテーション病棟に転換し、その後、在宅療養支援病院を取得するなど、公立病院として地域で果たすべき役割を明確化し、診療を継続してきました。
現在は、平成26年度に策定した「中部病院経営健全化計画」や中部病院の理念である「地域住民に親しまれ、信頼される病院」に基づき、次の6つの機能を果たしつつ、経営の安定化を図ることとしています。
- 回復期リハビリテーション医療機能
- 在宅医療支援・連携拠点機能
- へき地診療・救急医療機能
- 糖尿病・甲状腺・肝臓・白内障などの専門医による診療
- 健診業務・特定保健指導の充実
- 研修医などの育成、市内看護学生などの実習生受け入れ
さらに、日南市が設置する「地域医療対策室」とともに、市民の皆さまが必要とする地域医療の課題に対して、ひとつひとつ対処しながら、地域医療の確保に努めていかなくてはならないと考えています。
結びに、地域に必要とされる患者さまにやさしい病院として、近隣の医療施設等との連携を図り、病院職員一丸となって努力してまいります。
日南市立中部病院長 中津留 邦展
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更新日:2023年12月14日